LINEで家電を操作してみよう‼ プロジェクト画像

LINEで家電を操作してみよう‼

LINEで家電を操作できるIoT体験型展示

個人開発・学園祭展示

展示実績

立命館大学の学園祭でRCC(立命館大学コンピュータクラブ)として個人展示を行いました。

開催時期

2025年11月

友達登録数

76人

たくさんの人に体験していただきました。

概要

来場者が自身のスマートフォン(LINE)をコントローラーとして使用し、展示会場内の家電(照明・サーキュレータ・モニター)を実際にオンオフ操作できるIoT体験型展示です。 また、バックエンドの通信ログを可視化するモニターも併設し、技術的な仕組みも視覚的に表現しました。

体験フロー

誰でも直感的に操作できるよう、UXを簡素化しました。

① 登録

パネルのQRコードから公式LINEアカウントを友達追加。

② 認証

会場のモニターに表示される「4桁の認証コード(5分毎に更新)」をトーク画面に入力。

③ 操作

認証成功後、以下のキーワード送信で家電を制御。

  • 「1」「2」「3」 (各家電ON)
  • 「1オフ」「2オフ」「3オフ」 (各家電OFF)

使用技術

スマートプラグの制御には、Tuya Smartが提供するIoTプラットフォームのAPIを利用しました。

Go言語

主要ライブラリ

gin-gonic/gin (Webサーバ) line-bot-sdk-go (LINE Messaging API) tuya-connector-go (Tuya API連携) godotenv

ハードウェア

ノートPC (サーバ) Wi-Fiルータ スマートプラグ各種

技術的工夫と課題解決

1. 学内ネットワーク環境への適応(インフラ構築)

学内Wi-Fi(WPA3エンタープライズ)にはスマートプラグが直接接続できない仕様上の制約がありました。また、PCのホットスポット機能も接続ができませんでした。 これを解決するため、以下の経路で独自のネットワークブリッジを構築しました。

ネットワーク構成図

展示の裏側の配線写真

[ 学内Wi-Fi → ノートPC → USB-LAN変換 → Wi-Fiルータ(WAN) → スマートプラグ ]

ルータはSSIDをステルス化して外部干渉を防ぎ、ノートPCのインターネット共有機能(ICS)を用いてネットワークを中継させました。

2. 運用・トラブル対策(自動化)

学内Wi-Fiの瞬断により、Windowsのインターネット共有設定が解除され、通信が途絶える不具合が発生しました。これに対し、共有設定をリセット・再適用するバッチファイル(ネットワーク復旧.bat)を作成・配備しました。 これにより、私が展示場所に居ない場合でも、ワンクリックで即座に復旧できる運用体制を確立し、展示の停止時間を最小限に抑えました。

3. セキュリティとUX

ローリング認証

会場モニターの認証コードを5分ごとにランダム更新することで、会場外からのいたずら操作を防止しました。

レートリミット

短時間の連打によるAPI制限や動作不良を防ぐため、入力に一定のインターバルを設けました。

所感

QRコードを読み込んで認証するだけというシンプルなUX設計により、多くの来場者に体験してもらうことができ、回転率を高めることができました。また、ネットワーク周りの懸念点も事前にスクリプト等で対策したことで、安定した展示運用を実現できました。

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